佐賀県を巡るアニメーション 佐賀編 「ただいま 思い出の佐賀」 舞台探訪(聖地巡礼) - アストラルのつれづれ旅日記
佐賀県を巡るアニメーション第2弾。唐津編「おかえり 故郷の唐津」の舞台探訪。佐賀編と合わせて、公開日に早速舞台となった地に足を伸ばしてみました!
主となる舞台は佐賀県北部にある唐津市。名勝「虹の松原」等で有名な地ですが、アニメファンに対しては「ユーリの舞台!」と言った方が早いでしょうか。
街の素晴らしい景観が随所に登場する本作は、唐津の魅力を伝えるのに十分な役割を果たしていると思います。
※この記事では、舞台探訪で撮影した写真との比較・検証のため、アニメ作品の一部を引用させていただいております。
これら画像の著作権は、佐賀県 地域交流部、及び株式会社 トムス・エンタテイメントに帰属していることを明示させていただきます。
探訪日:2017年3月12日、18日
呼子町
まず訪れたのはイカの街「呼子」。空の母親が働いているのは「呼子の朝市」のようですね。
唐津と言っても範囲は広いのですw
漁港のカット。山田整形外科クリニック付近から撮影。
奥に見える建物はほぼほぼ一致してるかな?来る時間が遅かったからなのか、イカは回ってませんでした…
呼子の朝市通り。
空の母親がイカしゅうまいを売っていたのはまさにここ!朝市通りの入り口近く。
右端のピンク色の看板や、建物の日除けの柄などなど一致箇所多数。間違いないですね。
パラソルはありませんでしたが、同じ場所にイカしゅうまいのお店もちゃんとありますよ!
せっかくなので私もイカしゅうまいを購入!
作中に登場したものとパッケージが似ているものを選んでみました^^
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2017年3月20日追記
1週間後の3月18日に再度足を運んでみました。
前回訪れたのは午後でしたが、今回は午前中に来れたので多くのお店が開いていました!三連休の初日ということもあり、朝市通りは観光客で賑わっていました。
前回来たときにはなかったパラソルを発見!
ちゃんと再現されていたんですね。
空の母親がイカしゅうまいを売っていたお店。3月12日に閉店していました…orz
前回来たときがちょうど閉店日だったということですね。
エンディングロールの呼子の風景。
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唐津駅
作中後半に登場した唐津駅のカット。
駅で登場したのはこのカットだけですね。
唐津城
こちらはキービジュアルのカット。宝当桟橋付近から撮った1枚。
唐津城の有名な撮影ポイントです。
曳山展示場
唐津くんちの曳山が展示されている『曳山展示場』も登場しました。
旧唐津銀行
空が東京の会社へ書類を送るために
投函したポスト。
旧唐津銀行横にある丸ポストですね。唐津は丸型ポストの数がかなり多いです。
旧唐津銀行の外観。かなり緻密に描き込まれています。
唐津曳山像 赤獅子
物語終盤。空が唐津へ帰ってくる場面で、唐津の街の風景が数カット登場しました。
まず登場したのは、駅前広場の「唐津曳山像 赤獅子」。写真のトレースだと思われますが、とにかく線が細かく美しいです。
旧村上邸(中町Casa)
こちらは唐津駅から北東方向へ歩いてすぐの「中町Casa」。旧村上邸を改装してできた唐津の新しい観光スポットです。
千鳥橋
上記「中町Casa」の場所から西へ歩いてすぐの場所にある「千鳥橋」。唐津の情緒ある町並みを印象づけるカットですね。
唐津城遠景
2017年3月20日追記
松浦橋から撮影。近い構図で撮れるのはおそらくここしか無いかと。
松浦橋から一つ南にある橋に線路が通っていますが、これを入れて撮ろうとすると同様の構図では絶対に撮影できないと思われます。
鬼塚駅
唐津へ戻ってきた空が降り立った駅。唐津線沿線の駅になります。
2017年3月20日追記
駅のホームを降りる階段。
作中では駅票のカットだけでしたが、エンディングロールでは駅のベンチが映っていました。
空の実家
2017年3月20日追記
物語終盤、空が実家に帰ってくるシーン。鬼塚駅からそう遠くない場所にモデルが存在しました。
※周りが住宅地であることを考慮し、詳細な場所の記載は行いません。また、建物にモザイク処理を行っています。
実際の家屋は作中のものと大きく異なります。別の場所をモデルにしているか、創作かのどちらかでしょう。
こちらのシーンもピッタリ一致します。家屋の場所から反対を向いて撮影。
ベストアメニティスタジアム
2017年3月20日追記
物語序盤に登場した鳥栖市にある「ベストアメニティスタジアム」。空がサガン鳥栖のプロテストを受けに来た場所ですね。
正面入口。
南東側の大階段。複雑な鉄骨が細かく描かれています。
近くにベンチはありますが、同様の構図での撮影は難しいですね。
大階段の場所から西を向いて撮った1枚。
ベンチも忠実に再現されていますね。
同じ構図で撮るとどうしても下の看板が入ってしまいますね~
エンディングロールに登場したスタジアム遠景。
鳥栖駅の跨線橋(ホーム外)から撮影できます。スタジアム側の階段途中から撮影するとピッタリ構図が一致しました!
いかがだったでしょうか?
11分映像と言えどカット数が多く、鳥栖~呼子までと範囲もかなり広い為、全て回るにはなかなかに時間を必要とします。特に呼子は車がないと厳しいかな。唐津だけであればすべて駅から徒歩圏内です。ユーリと合わせて回るのもありですね!
『佐賀県を巡るアニメーション』の取り組み。完成披露イベントのアンケートに『次回は佐賀のどの地域を舞台にしてほしいか?』という内容の項目があったので、おそらく今後も続いていくのではないかと。(自分は「小城市」と書きました)
自治体のあからさまな聖地アピールには賛否両論あるものの、これは最初からプロモーションとして作られたものだし、作品自体も良くできているので取り組み自体はすごく評価できると思います。ただ、これで人を呼ぶのであれば、アニメ作って終わりではなくもう一工夫必要かなと思ったり。
兎にも角にも、佐賀がアニメで盛り上がるのは嬉しい限り。これからも注目していきたいですね。